2010年11月13日土曜日

ドブロブニクの巨大?帆船


皆さん、こんにちは。今日はドブロブニクの、巨大帆船のおはなしです。
下の写真、みて下さいね。先のブログでは、全部が写らない写真でした。”分解”しました!
なんと、この帆船が、ドブロブニクを、中世の世界で、名だたる独立都市国家にしたのです!
それというのも、北にはジェノバ、ベネチアと、海洋大国で知られる強敵が控えていましたが、特にベネチアは、アドリア海北端の都市ですから、どうしたってアドリア海を南下しないと、地中海、そして大西洋には出られない訳です。

そのアドリア海の『出口』に、で〜んとドブロブニクが、しかも強大な力を持って待ち構えていたら、やはり『目の上のたん瘤』、邪魔だった訳ですね。やっつけたいのが人情。クロアチアのアドリア海沿岸諸都市は、北からすこしずつベネチアに征服されていきます。ザダールが13世紀についにベネチアの手に落ちて以降、どんどん南下して、ついにドブロブニクの手前迄、征服されちゃいます。

しかし、ドブロブニクは頭が良かった。ヒューマンだった。そしてお金もあった。なぜ?

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